
本コースは、知的財産活動に本格的に取り組み、知的財産を積極的に経営に役立てる意欲がある中小企業を対象としています。
知的財産を積極的に経営に役立てるには、単に特許や商標登録などの出願を行うのではなく、会社全体で知的財産に関する知識を身につけ、知的財産管理体制を構築すると共に、出願戦略を含めた知的財産戦略を立てていく必要があります。しかし、こうした取り組みの成果は、特許出願から特許権取得まで通常2〜5年程度かかることから分かるように中長期的に得られるものです。
本コースでは、月額5万円顧問コースと同じ消極的な知的財産活動と並行して。企画、開発、製造、販売といった企業活動の流れの中での積極的な知的財産活動をサポートし、中長期的に知的財産が経営に役立つようになることを狙います。月額5万円顧問コースに加えて、お客様の知的財産活動の進捗に合わせて長期的に行うコンサルティングのようなイメージになります。
具体的には、月額5万円顧問コースの内容に加えて、知的財産担当者が身につけるべき知的財産に関する実務的な知識や知的財産担当者以外の社員が知的財産活動に寄与するために必要となる知識などを身につけさせると共に、知的財産管理体制の構築をサポートします。また、特許や商標登録などの出願、ノウハウ管理などの組み合わせによる知的財産保護のための戦略の立案をサポートします。
具体的な内容及びメリットは以下をクリック

月額10万円顧問コースでは、月額5万円顧問コースのものに加えて、以下の中からお客様のご要望に応じてメニューを組み立てます。
1 特許や商標登録の出願手数料などが15%OFF
顧問契約中にご依頼いただいた場合に、特許や商標登録などの出願手数料、成功報酬、審判請求手数料、教育訓練手数料などを15%割引します。
2 簡易的な特許調査及び商標調査が無料
年間12件(月1件の割合で翌月に繰り越し可)まで、企画段階の製品等に関する簡易的な特許調査(先行技術調査)又は商標調査を無料で行います。(有料データベースを使用した調査は別途追加費用をいただくことがあります)
3 内部会議出席
月1回の定期訪問による相談に加えて、ご要望があれば内部会議など(2〜3時間程度)に出席致します。内部会議などで知的財産に関する話題になったときにすぐにアドバイスが得られるので、時間的な無駄が生じません。
4 知的財産の実務的知識の教育
知的財産担当者が身につけておくべき実務的知識や実務担当者以外が知っておきたい知的財産に関する知識などの教育を行います。例えば、本格的な知的財産活動を行う中では、営業活動などの最中に知的財産に関する知識を使って他社の情報を収集することなどが重要になってきます(気になる製品に特許などがあるのではないかと疑問や他社製品が自社の権利を侵害しているのではないかなど)。
5 知的財産管理体制構築のサポート
発明を特許出願するときに必要となる発明の譲渡に関する規定(職務発明規定など)、秘密管理の規定、先使用権確保のための管理、守秘義務規定、共同研究などの際の契約など、知的財産活動を本格的に行うに当たっては、定めておくべき規定や構築しておくべき管理体制があります。こうした規定の作成や管理体制の構築をサポートします。
6 知的財産戦略立案やブランド戦略立案のサポート
製品の企画や開発にあたって、パテントマップなどを作成して他社や市場の動向などからどのような開発を行うべきかといった開発戦略を提案したり、開発成果に関して何について特許権などを取得し、何を秘匿するかといった知的財産プランニングや出願戦略に関するアドバイスを行います。こうしたアドバイスは定期的なご相談を通してお客様の開発方針などの情報が得られるからこそ可能になります。また、保有する特許権や商標権などの権利を全て把握することができるからこそ、これらの情報やそれぞれの権利範囲などを考慮して、出願戦略に関するより適切なアドバイスを行うことが可能になります。
7 侵害回避策のアドバイスやサポート
企画又は開発した製品が他社の権利を侵害することが分かったときには、他社権利の権利範囲を分析し、他社権利を回避するような設計変更のアドバイスを行うことができます。これは、権利範囲を評価できる弁理士のアドバイスが得られるからこその利点です。また、他社権利の侵害を回避するための他社権利の実施許諾や譲り受けなどのサポートを行います。
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