〒103-0027 東京都中央区日本橋2-12-9日本橋グレイスビル3階

営業時間
9:00~18:00
(営業時間外も対応します)

 私は、大学時代及び大学院時代、工学部機械工学科に所属し、流体制御研究室で、血管で起きる振動を制御するためにその挙動のメカニズムを調べるという研究をしていました。この血管に起きる振動というのが、血圧測定のときに圧力を下げていく過程で腕の血管がプルプルと震えるあの現象です。
 

 これがきっかけで医学と工学との融合に興味を持って、機械工学科出身でありながら、製薬会社への就職という道を選ぶことになりました。

 
 製薬会社では、約5年ほど、診断機器の研究開発や治療薬の製造装置の開発などに携わりました。このとき他社の研究開発の動向を調べるための特許調査を担当したことがきっかけで、弁理士という仕事を知ったのです。そして、あるとき、私も含めたチームが開発した技術の特許出願が検討されたのですが、詳しい説明もなく、それが却下され、その後、別の会社が同じ技術の特許を取得したのです。自分に特許の知識がもっとあれば、説得して特許出願し、開発の成果を生かすことができたかもしれない。これが特許、そして弁理士という仕事に興味をもったきっかけでした。

 
 その後、特許関係の仕事をしようと決めて、大手特許事務所に転職し、12年間勤務しました。その間、医療機器、工作機械、加工機械、制御機器、計測機器、ハードディスク装置、半導体検査機器、包装容器、ロボット、弁、歯車、消音器、変わったところでは、キオスク端末、ATM、自動車シミュレータなどについての国内外の出願、中間処理、鑑定などを担当しました。こうした経験から、幅広い技術知識を得ることができたのです。また、仕事と両立させながらなんとか弁理士の資格も取得しました。勉強が大変であると聞いていたので、当初は弁理士になるつもりまではなかったのですが、お客様から信頼を得るためにはやはり必要であったと今になって思います。

 
 弁理士になった後には、米国特許法を勉強するために米国に行かせてもらいました。その際には米国を始めとする世界各国の代理人とも直接知り合いになれ、今でもこれはよい経験だったと思っています。

 私は、弁理士の役目は、質の高い明細書等を作成し、より強い権利の取得に導くことはもちろん、専門的な知識を事例に応じて分かりやすく噛み砕いて伝えて、お客様が現在置かれている状態を正確に把握できるようにすると共に、選択肢をアドバイスして適切な対策を選択できるようにすることだと考えています。

 
 幸い、明細書等の作成に関しては、特許事務所の弁理士補助者時代から数年間にわたって、某大企業から絶大なる信頼を得ており私も尊敬する先輩弁理士に手取り足とり教えていただくことができました。特に、強い権利とするためには、どこに注意しなければならないかを身につけることができました。

 
 また、説明の仕方に関しては、専門的知識があまりない企業や個人の出願を好んで担当していたたため、専門的な言葉を使わずに、分かりやすく説明する技術を身につけることができたと思っています。担当先の部長さんから、「丹羽さんは、簡単な表現を使うことが多くて、難しい言葉をあまり使いので、分かりやすくてよいですね。」と言われたこともございます。難しい言葉を知らないという意味であったかもしれませんが、分かりやすい表現を心がけていた私にとっては、最高のほめ言葉でした。

 
 専門的な言葉は、その裏を深く勉強してその意味を正確に理解している相手には、一つの言葉でたくさんの情報を伝えることができますが、浅い知識しかもたない相手や意味を正確に分からない相手にとっては、役に立たず、誤解を与えることさえあります。そのため、私は、専門的な言葉は極力使わず、状況に応じて、簡単な別の言葉に置き換えて説明するようにしています。

 

 このような弁理士の役目は、特に、知的財産関連部署がない企業や、あっても人員が少なく専門的な知識が少ない企業にとってこそ重要になると思います。そこで、知的財産関連部署がなかったり人員の少ない企業に、社内の一部門のように活用していただける特許事務所を作りたいと考えて、勤務していた大手特許事務所から独立してたんば特許事務所を開業することになりました。

 

 このような経緯がありますので、旧たんば特許事務所では、お客様からの話をよく聞き、分かりやすく丁寧に説明することを大事にしています。そして、社内の一部門のように活用できる特許事務所となることを目指しました。

 また、現在、複数弁理士による受任体制を整え、より信頼性の高いサービスを提供するために、併合される形でシグマ国際特許事務所に吸収され、パートナー弁理士となっておりますが、シグマ国際特許事務所へのご依頼時に弁理士 丹羽匡孝をご指定いただいた依頼については、料金面も含めて旧たんば特許事務所時代となんら変わることのないサービスをご提供させていただいております。

 

 特許や商標などのことで悩みがあれば、どうかお気軽に弁理士 丹羽匡孝までご相談ください。

 

 ⇒特許事務所紹介へ

 ⇒トップページへ

お問合せ・ご相談はこちら

営業時間
9:00~18:00
(営業時間外も対応します)

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

03-6225-2852

*丹羽(たんば)をご指名ください。
(お問合せ・ご相談は土日祝日や営業時間外も対応します)

弁理士 丹羽匡孝は、豊富な知的財産実務の経験を活かして、経営に役立つ知的財産に関する専門知識を中小企業に提供します。
特許、実用新案登録、意匠登録、商標登録の出願に関する相談・手続は
もちろん、経営コンサルティング手法と豊富な経験・知識とを使って、
知的財産(特許権、実用新案権、意匠権、商標権を含む)を経営に役立てる
ための開発戦略・出願戦略から活用まで一貫した支援を行っております。

<得意分野>
医療機器、工作機械、生産組立機械、精密機器、制御、包装容器、日用品等

対応地域
東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県を中心として全国に対応

お気軽に
お問合せください

お問合せ・ご相談は
お気軽にどうぞ

03-6225-2852

<営業時間>
9:00~18:00
(営業時間外も対応します)

弁理士 丹羽(たんば)をご指名ください

ごあいさつ

知財経営コンサルタント

弁理士
 
丹羽匡孝
(たんばまさたか)
小さい本人写真.jpg

知的財産(発明、技術、デザイン、ブランドなど)を経営に活かそう!

シグマ国際特許事務所

住所

〒103-0027
東京都中央区日本橋2-12-9
日本橋グレイスビル3階

営業時間

9:00~18:00